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現場用無線監視カメラシステム
テリオスキッド突然エンジン始動不良!?
定休日の昼に、たまたま事務所にいたら、個人のお得意様から電話が・・・。

当店から70kmほど離れた愛媛県境付近で紅葉の写真を撮るためエンジンを停止したらそれ以降エンジンがかからなくなったらしい。

付近には歩いて非難できる施設も民家も無いらしく携帯から電話しているとの事。

とりあえず外は寒いので車内で待機をお願いし、2時間後に現場に到着しました。

症状確認をするとセルモーターは元気に回るのにエンジンが全くかかる気配が無い。。。

いろいろ調べていたが、お客さんが夕方に予定があり自宅まで送ってほしいとの事なのでとりあえず車を通行の邪魔にならないように寄せ翌日、積載車で引き取りに来ることにしました。

翌日に引き取り工場に入庫、ダイアグで確認したが異常なしの判定、どうやら電装系で無い可能性もでてきたので燃料・点火・圧縮を確認しました。

燃料はインジェクターまで流れていたのでOK。点火もイグナイターとプラグを外し確認してOK。圧縮も全てのシリンダーが8kgを指しターボ車だったので良しとしました。

小型の内視鏡でシリンダー内部を目視すると内部は燃料らしき液体で濡れていました。

「まさかプラグがかぶってるだけ?」と思いプラグを乾燥させエンジンに装着、セルを回しましたが症状は変わらず。。。

再度各部を見直していて圧縮が8kgというのがどうも気になり正式な値をディーラーで確認。正式には11kgだったらしくどうやら圧縮不良が原因だったようです。

なぜ?圧縮不良になったのかを調べていたらタイベルカバーが破損しているのを確認、カバーを取り外すと破片らしきものがプーリーとベルトの間に挟まり変形していました。

原因はカバーの破片がプーリーとベルトの間に挟まりタイミングがずれてしまいバルブが開くタイミングが狂いエンジン始動不良になったようです。

変形・破損した部品を交換、タイミングも正規の位置に調整すると何事も無かったかのように快調にエンジンがかかりました。

しばらくテストをして納車、修理完了となりました。
テリオスキッド
タイベルカバー
タイベルカバーの破片?
タイミングベルト
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