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現場用無線監視カメラシステム
ワゴンR・オーディオ配線修理のはずが・・・の続き
充電電圧が一時下がる症状が改善できない・・・。

エンジン駆けっ放しで様子をみていると、電気負荷をかけた時にアイドリングが上がらない事に気づき、翌日に朝一、エンジン始動時にチョークが利かないのも確認。

アイドリングが調整できていないと判断。
ECUを診たが異常らしき確認はできない。ISCVを分解してみると調整部が固着しているのを発見。ディーラーで聞くと「このような症状の場合、ASSY交換です」と言われたが今回は「修理の予算を抑えて」とユーザーに言われているのでオーバーホールで対応。
(分解して判ったのですが非常にデリケートな部品なのでコツがいるのと、後で調整をするのに苦労しました。ASSY交換がよかったです)

ISCV不良でLLCのラインも詰まり等心配だったのですが、一応リザーブタンク内の清掃だけでもと思い洗浄、タンク内の20%ぐらいまで錆が堆積していました。

その後は非常に調子も良くなり電圧も安定しだしました。

今までの経緯と処置をユーザーに報告をして納車しようと思ったら、「実は・・・」と追加の依頼が発生。

この車、実は中古車を買ったところ、初めからオーディオ、エンジン、足回りと調子が悪く買った店で再三修理依頼をしていたが、一向に修理が出来なかったらしく、ディーラーにも持ち込んだが納得のいく修理をしてもらえなかったらしい。
「ダメもとで当店を訪ねて来た」と・・・。「思いの他、オーディオ、エンジン共に治ったのでついでに足回りも直してもらいたい!」と再依頼。

しかし足回りとなると当店での分野ではなくなるので、友人の整備士に連絡をし、一緒に検証する事に・・・。

症状は走行中の「ガタツキ」とハンドルの「センターがずれている」の2点。
ジャッキで前を上げ、調べると助手席側がガタガタに、なんとドライブシャフトが抜けかかっていました。
シャフトをリビルトと交換して再度点検・・・。
まだガタが残っているので、さらに分解検証しているとナックルアームがグリス切れの状態でガタついていました。
しかし、ゴムカバーキャップは綺麗だったので以前整備した誰かがグリスアップをしないままカバーのみ交換したのが原因と判断。
「カバーが綺麗なので中古屋さんやディーラーさんも見落としていたのだろう」と友人の整備士の弁。

再再度くみ上げ点検。ハンドル、足回り共に良好。

納車の際、ユーザーさんに大変喜んでいただけました。
ISCV
リザーブタンク
ドライブシャフトエンジン側
ドライブシャフト
ナックルアーム
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