2004年07月27日(火)
玩具菓子担当者の悩み

エスケーさんからの投稿作品です。

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 玩具菓子(食品玩具)の新商品採用は難しいのです。
 売れる商品は売れるけど、売れない商品はとことん売れない。
 それぞれの店の購買層と、玩具の原作となった作品の一般認知度。これを考えないで発注してしまうと、すぐ売れない商品で棚は埋まってしまいます。

 玩具菓子は新商品が命です。コレクションをそろえてしまえば、お客さんのマニア心は満たされます。だから、週のはじめには新商品を置くスペースを用意しなければならないのですが、売れない商品が多ければ、それができません。

 だから、担当者は頭を悩ませます。「○○ならどれぐらい売れるだろうか」
「○○なら、きっと売り切れるだろう」。

 しかし、そんな玩具菓子担当者の予想を裏切る商品も存在するのです。

 その一つが「あつまれアンパンマン」というフィギュアつきラムネ。

 アンパンマン……その作品を知らぬ日本人は少ないでしょう。
 うちの店は、工業団地の近くだから社会人のお客さんが多いです。
 しかし、家族連れのお客さんも少なくない。 間違いなく売れるだろう、と、まずは1セット(10コ)発注してみました。

 ところが、実際の商品を見たとき、僕は「こんなはずでは…」と頭を抱えてしまいました。

 それはなぜか?

 この玩具菓子、全10種類なんです。で、そのラインアップは次の通り。

 1.アンパンマン
 2.カレーパンマン
 3.メロンパンナちゃん
 4.ドキンちゃん
 5.めいけんチーズ
 6.ばいきんまん
 7.チビマリン
 8.ホットサンドちゃん
 9.マゴマジョ
10.ちゃわんむしまろ

 問題は、後半の四種類です。はっきりいって、名前を見て、その姿を思い浮かべる人は、ほとんどいないと思います。

 なぜ、食パンマン、バタ子さん、ジャムおじさんじゃないんでしょうか。

 これを見て、僕の頭に嫌な予感がかけめぐりました。



そして、その予感は見事に的中しました。



 最初の数日で、6種類が売り切れました。それから、二週間たっても、それ以上、売れることはありません。

 仕方ないので、僕は二つ買って帰ったぐらいです。それが下の写真。











 まず、右側が「ホットサンドちゃん」です。ビキニ姿がセクシーですね。いわゆる、萌えキャラなのかもしれません。

 が、アンパンマンに誰も萌えキャラなんて求めてません!

 あと、左側です。僕は、一緒に入ってた高校生の子にたずねてみました。

「これ、だーれだ?」

「……天丼マン?」

 惜しい。「ちゃわんむしまろ」さんです。

 って、誰も知らないようなキャラクターをフィギュアにするなよ!

 もうね、こういうキャラが残っちゃうと、お子さまには「アンパンマン」で
あるかすらもわからないんですよ。誰も目にとめてくれない。

 僕は制作元のバ○ダイさんには力強く言いたいです。


  これはもはや抱き合わせ販売ではないかと。


 誰の知らないキャラをフィギュアにしたのは、新キャラの認知度を高めるための作戦だったのかもしれません。

 しかし、これは逆効果です。数日で六種類売り切れたように「アンパンマン」は、玩具菓子でも人気のシリーズなんです。だから、できればもっと発注した
い。

 だけど、そうすると、また「ちゃわんむしまろ」さんがやって来るんですよ。


 だから、もう発注しません。そして、担当者は、すがる思いで、ちゃわんむしまろさんやホットサンドちゃんが売れるのを待つしかないんです。

 そう、こんなことをされると、1セットしか注文できないんです。これは誰も幸せにしない。せっかくの売れるチャンスをフイにしているようなものです。


 ぜひとも、バン○イさんには反省してほしいと思います。


 そんなふうに、菓子玩具担当者は、売れる原作の商品であっても、そのラインアップによって売れ残りを抱えてしまうんです。

 もし、これを読んで、同情してくださった方、ぜひとももよりのコンビニで「ちゃわんむしまろ」さんを見かけたら買ってあげてください(笑)。このままでは、ラムネの販売許容時間まで売れ残るのではないか、と全国の菓子玩具担当者は頭をかかえているはずです。


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食品玩具の売れ残りって、本当に悲惨ですね。

とくに中身がわかってるものって、本当に残って困りますよね。


これを読んでいる皆さん、「ちゃわんむしまろ」、ぜひ見かけたら買ってあげてください。



でも、僕は

絶対に買いません!


エスケーさん、投稿ありがとうございました!

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